津野町社会福祉協議会では、地域での見守り・支え合い活動を推進していくため、集落ごとに福祉委員の設置をお願いしています。
福祉委員は、地域に目を向け、住民の生活・福祉課題を見つけ出し、関係機関(者)につなげる地域のボランティアです。住民目線で地域のさまざまな困りごとに気付いてもらい、早期発見から早期対応につなげていくために「目配り」「気配り」「心配り」をしていただいています。
地域のつながりが希薄化している一方で、生活をしていく上での問題・課題は増大かつ複雑・多様化しています。これらを解決していくためには、地域にある生活・福祉課題をみんなで考え、行動していく必要があります。
現在、その中心的な役割は、民生児童委員・主任児童委員に担っていただいていますが、地域の困りごとをひとりですべて把握するのは困難です。そこで、その担い手を増やし、より細やかな見守り活動を展開していくために、民生児童委員、主任児童委員のサポート役としてお手伝いをしてくれる福祉委員が必要になります。
カーテンの開け閉めや新聞・郵便物の状況、電気の点灯などの変化に気を配ります。
あいさつや日常会話など日頃の生活の中でご近所さんの様子をさりげなくうかがいます。
見守り・声かけ活動のなかで気付いた地域の課題や地域で困っている人、気がかりなことなどを担当の民生児童委員や社会福祉協議会へ連絡をします。
できる範囲で地域のサロン活動や地区の行事に参加し、住民と交流しながら地域の情報を集めます。
福祉に関する学習会や民生児童委員との情報交換会などへの参加をお願いしています。
自分の生活リズムのなかで、できる範囲での見守り・声かけ活動を行いましょう。
地域の心配ごとや自分自身の困りごとは、早めに民生児童委員や社会福祉協議会などに伝えましょう。
福祉委員と協力し合って地域で暮らすみんなで見守り・声かけ活動を広めていきましょう。
活動のなかで知り得た個人情報などのプライバシーにかかわることを他の人に伝えたり、言いふらしたりしないようにしましょう。